シティ型クラシックカーライフ

こんばんは、平成カーラバーズの加藤です。

「クラシックカーが欲しいけど、普段使いの車と2台体制じゃないと難しい!」

という声をよく聞きます。

私は1964年のワーゲンバスに乗っており、年式的に考えればクラシックカーの分類に入ると思います。

都心で1人暮らしを始め、当初は近くの駐車場を借りようかと思いましたが

ワーゲンバス1台ではたして生活できるのかと思いました。

「雨の日は?」「長距離移動は?」「保管場所は?」

シティ型クラシックカーライフに興味がある方は参考になれば幸いです。


保管場所

クルマにとって多くの時間を過ごすのは、私たちとではなく駐車場です。

クラシックカーの最大の敵はサビです。

一般に屋内駐車場は屋外駐車場より賃料が高くなりますが、屋内駐車場を借りることを強くオススメします。




移動を細分化

細分化するってどういうことか。

あくまで主観ですがワーゲンバスに乗っていると、ワーゲンバスが得意な移動と不得意な移動があることに気がつきました。

得意な移動

晴れの日の短距離移動

苦手な移動

晴れの日の長距離移動(運転手の気分によって得意になる)

雨の日の短距離移動

雨の日の長距離移動


細分化したあと考えないとならないのが苦手な移動、すなわち雨の日の移動です。

そうするとクルマ好きの大多数は「普段使いのクルマ買うしかない!」と思うのですが

都心ならではのサービスであるカーシェアと比較検討したいと思います。




前提条件

まずは乗る日数を考えてみます。

私はサラリーマンなので週末の土日に乗るとします。週2日です。

すると1年間にクルマに乗る日数は96日となります。

次に雨の日数を考えてみます。

そもそも1年間にどれくらいの日が雨なんでしょうか。

調べてみると東京では年間の3分の1が雨天といわれています。

するとクルマに乗る日数の3分の1、すなわち32日は雨となります。




日常使いの車を買う場合

都心といえば駐車場が高いことが有名です。

地域にもよりますが平置き屋外駐車場で2万円と仮定します。

すると1年間の駐車場代だけで24万円がかかります。

これに車体価格、保険代、税金、修理費などを考えて約40万円とします。




カーシェアを利用する場合

最近のカーシェアはC to Cの他にB to C、サービス提供会社が所有するクルマを利用できるものもあります。

とあるサービスだと免許証で開施錠ができて利用することもできます。

個人的にはコロナ禍でかつ、意図しないトラブルを避けたいので

少し割高にはなりますがB to Cのクルマを利用したい気持ちが強いです。

カーシェアを1日(12時間)利用するのに1万円とします。

すると雨天時の利用で1年間で32万円になります。




結論、費用でいえばカーシェアが安い(?)

私の個人的な試算ではカーシェアの方が安いということになりました。

もちろん試算なので計算方法によって金額は変わりますし、日常使いのクルマを買うことにより、今までとは違ったカーライフが楽しめるということもあります。

ですのでカーライフの在り方に正解はないです。




ちなみに私の場合

上記の試算結果から雨の日はカーシェアを利用しています。

具体的にどんな感じかというと

出かける日の前日に天気予報をみて雨予報であれば

近くのカーシェアを予約して利用しています。

これで現状は何の不自由もないです。

出かける日はほとんど晴れなので好きなワーゲンバスに乗り

雨の日はカーシェアでいつもと違うクルマに乗る。

大切なクラシックカーを守ることができて、雨の日が楽しくなる。



皆さんもシティ型クラシックカーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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