ワーゲンバス、そして空冷ワーゲンとは 第1章

節分は歳の数だけ豆を食べましたか。

こんばんは、平成カーラバーズの加藤です。

以前に書いた序章ではワーゲンバス、そして空冷ワーゲンの紹介をしました。

第1章ではワーゲンバスたちとどうやって出会のがいいかについて書きたいと思います。




先に結論をいうと、

最初の1台は専門店で買うのが一番です。



なぜかというと
ワーゲンバスは50年以上前の車であり、僕が見聞きする限りで仕入ルートは

①海外から輸入するか

②ユーザーから買い取り

のどちらかです。




①海外から輸入
これは基本的に専門店しかやらないと思います。

なぜなら専門店はワーゲンバスなどの空冷ワーゲンが主力商品であり、これがないことはお店の看板商品がないことになるからです。

焼き鳥の看板出してるのに、焼き鳥が欠品していたらお客さんは来ませんよね?

ドイツの製造から30年以上経過し、税金面で優遇の受けられるHナンバーの登録車を見ると、ワーゲンバスは10000台以上登録されており、登録台数では上位5位に入るほどです。

また1960年代、1970年代にはキャンパーモデルが北米で大ヒットしており、多くの個体がアメリカに渡っています。

以上のことからすると海外にはまだまだたくさんのワーゲンバスがあります。

それらを輸入している専門店にいけば多くのワーゲンバスに会うことができて、自分好みの仕様が見つかる可能性が高いというわけです。



②ユーザーから買い取り
これは想像の領域になりますが、ワーゲンバスの商品価値(=いくらくらいの値段で売れるか)は専門店が熟知していると思います。

というのも専門店に来るお客さんは基本的にワーゲンバス、空冷ワーゲンが好きな方ばかりです。

100人中、90人くらいが好きみたいな感じです。

対してオールジャンルの中古車販売店であれば、趣向が全く異なる方もいるので100人中、50人くらいが好きみたいな感じです。

すると専門店の見込み客は90人、オールジャンルの中古車販売店の見込み客は50人ということになります。

見込み客が多い=売れる可能性が高いと思われるため、自ずと専門店の方が買い取り金額が高いのではないかと思われます。

買い取り金額が高い=良好な個体が集まりやすいというような感じで、総じて専門店の方が良好な個体が多いと想像するのですが、まあ、あくまで素人の想像なので冗談半分で聞いてください笑



以上の2点から何がいえるか。

もはや主観が入りまくりですが専門店は値段は高いかもしれないが、良好な個体が多いということです。

専門店の値付けは状態を示すものさしになるというわけです。

よくワーゲンバスはじめ空冷ワーゲンは素人でも修理できるといいますが、難易度は簡単でもそこに費やす時間が惜しいと個人的に思います。

自分のガレージで車をいじりながら過ごすのも素敵な時間だと思いますが、その時間どこかにドライブで出かけるのも同じくらい素敵な時間だと思います。

僕は後者をとるので、お金でその時間を買う、つまり高くても専門店でワーゲンバスを買うんです。

中古車サイトを見ていると、ついつい値段ばっかりに目がいってしまい、専門店は高くてぼったくりなんじゃないかと思うのですがその分安心感はあると思います。



クラシックカーはよく壊れるといいますが、それはよほど構造的に深刻な欠陥があるか、メンテナンスされていないかのどちらかだと思います。

ワーゲンバスはメンテナンスさえしっかりしていれば壊れません。僕が路上で止まったのは2回で、1回目はアースの配線が不十分だったこと、2回目はスターターが壊れたことでした。

スターターは現代の車でも壊れるので、クラシックカーに限ったことではなく定期的に交換すれば問題ないです。

すると、ワーゲンバスは案外現代の車みたいな使い方ができるクラシックカーなんです。



このブログを読んでワーゲンバスが欲しくなった皆さん、ぜひ専門店へGo!

(決してまわし者ではありません。。。)

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