外出できないなら本を読もう!

こんばんは、ワーゲンバスのシート貼り替えを考えている加藤です。

東京では緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛がいわれており、私は家で過ごす時間が多くなっています。

そこで今回は私が大好きな自動車関連書籍を紹介したいと思います!


「CARS,TRAINS,SHIPS&PLANES」DK社


パルコの雑貨コーナーで見つけた洋書の図鑑。

まずご覧いただければ分かるように表紙に描かれているクルマのクセがすごい。

McLaren F1 LMとMorgan Aero 8。自動車を紹介する本としてはいささかマニアックすぎる。

それもそのはず、DK社はロンドンで創業された会社なのでイギリス推しなのである(勝手な想像です)。

本の内容はタイトルの通り、自動車、電車、船、飛行機を様々なカテゴリーに分けて紹介している。

自動車はPioneering carsから始まり、Early racing cars,Convertibles and sports cars,Supercarsなど王道のカテゴリーからMachines with style, Fins and finery,Crazy carsなど著者の趣味趣向がふんだんに盛り込まれたカテゴリーもある。

その中で私厳選の2つのカテゴリーを紹介したい。


Family transport

日本でいうファミリーカーなのだが知らない車が多すぎる。


フォード・コーティナなどは知っていたものの、オースチン・マキシ、モーリス・マリーナ、トラバントなどは恥ずかしながらこの本を通じて初めて知った。フィアット・ストラーダ/リトモという表記はイギリスではストラーダと名乗ったため英国の本らしい。

はたしてここにあるクルマたちが現地のファミリーカーかはわからないが、私たち日本人が思う車種とはだいぶ異なっておりとても興味深い。


Record brakers

最高速度更新のために作られたクルマたちなのでとにかくぶっ飛んでいる。


ガソリン車として最初に200kmの壁を超えたブリッツェン・ベンツをはじめ歴代のスピード狂が掲載されている。記録の歴史を読むと、6日の天下に終わったドラージュ・V12を打ち破ったのが、悪魔こと航空機エンジンを搭載するフィアット・メフィストフェレスというのは運命のいたずらか。フィアットはブリッツェン・ベンツの記録を更新するために1910年頃にS76を製作したが記録更新は叶わず、メフィストフェレスで悲願の記録更新となった。車体にはロンドンバスのパーツが使われたというイギリスゆかりのエピソードもある。

ここで紹介したクルマたちはなんとYOUTUBEでその華麗な姿をみることができる。お時間あればぜひみて欲しい。

Delage(ドラージュ)・V12

Blitzen-Benz(ブリッツェン・ベンツ)

Fiat・Mephistopheles(メフィストフェレス)

Fiat・S76


2つのカテゴリーを紹介しましたが、この本はクルマ好きのあなたでも必ず知らない1台と出会える本です!

当記事で興味をもった方はぜひお買い求めください!

(DK社からお金はいただいていません笑)



加藤

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