今回は我らが平成カーラバーズの代表であるカトラッシュディレクターからの寄稿をお送りします!
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日本で1番ロールスロイスとベントレーが集まる場所。東北道加須ICを降りてまもなくにその光景は広がっている。
20世紀のロールスロイスとベントレーを中心に取り扱うワクイミュージアム。ワクイミュージアムというのはいわば総称であり、HPを引用すれば、伝説の名車、希少車のコレクションを展示する文化遺産ミュージアム「MUSEUM」、20世紀初頭のヴィンテージから2000年代まで50台以上の車を販売するショールーム「HERITAGE -Cars For Sale-」、最高の車には最高の整備を。レストアとメンテナンスの技術がワクイミュージアムの誇り「FACTORY」の3拠点から構成されている。ショールームにも関わらず「HERITAGE」という名称なのは、名車を「販売する」のではなく「継承する」という意味が込められている。
「MUSEUM」で待ち合わせのため、事前に案内された場所に駐車すると連絡をくれたOくんが出迎えてくれた。敷地に足を踏み入れると、所狭しと並べられているロールスロイスとベントレー。
そこは、紳士と淑女が集う舞踏会のような優雅さがある。受付で記帳を済ませると涌井清春さんと少しお話しさせていただいた。ご存知の方もいると思うが、この方がワクイミュージアムの館長であり、日本有数のクラシック・ロールスロイスとベントレーのコレクターである。もっとも世間はこの部分に注目するが、私はHPに掲載されている涌井さんの半生を拝見して、日本にクラシックカー文化を作った第一人者として畏敬の念を抱いていた。だからこそ、話しかけていただいた時は押し潰されてしまうほどの感動があった。
記帳の際にいただいたパンフレットを見ながら、Oくんに展示車両を解説してもらう。詳細な解説はにわかな私がするよりもワクイミュージアムのHPをご覧いただきたい。
愛車のミディアムクラス カブリオレ(A124)のパンクが発覚し、ミュージアムへの到着が遅れてしまったためミュージアムを足早に見学し、次は「FACTORY」を案内していただくことになった。歩いて向かうつもりでミュージアムを出ると、目の前にはクラシックなロールスロイスが1台止まっている。「乗ってください」人生で初めてロールスロイスに乗った瞬間だった。(続く)
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というわけで次回もカトラッシュの記事をお楽しみにー!(まつひこ編集長)
平成カーラバーズWEB
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