ナンバープレート談義!

皆さんこんにちは!

MSです!
突然ですが皆さんはナンバープレートをご存知ですか?

ナンバープレートは自動車とオートバイには欠かせないものであり、皆さんも一度は目にした事があると思います。

日本のナンバープレートの場合、自動車の使用目的、登録されている管轄、種別を表す分類番号、
平仮名、1~9999の数字から成り立っています。
一例を挙げますと、写真のホンダオデッセイは、
普通自動車で使用目的は自家用なので白、
管轄は立川市なので多摩、種別は普通乗用の
払い出しなので303、平仮名(普通乗用の場合、「さ」からスタート)は「の」、数字は60-48となっています。


今回は分類番号(普通自動車)と管轄について
お話していきたいと思います(^^)


まず分類番号ですが、地名の横に表示されている
数字で、自動車の種別を表す用途があります。

現在発行されているナンバーには、100、
200、300、400、500、700、
800、900、000があります。

あれ、600は無いの?と思った方、実はあります!
でも、現在は発行されていないんです。
それぞれの種別を含め、説明していこうと思います。(900と000は車種は省きます。)

100・・・普通貨物自動車
例:ハイエース(ワイド)
       キャラバン(ワイド)
       ハイラックス
       タンドラ

200・・・普通乗用自動車(定員11名以上)
例:セレガ
       ガーラ
       コースター
       エアロクィーン

300・・・普通乗用自動車
例:アルファード
       プリウス
       ゴルフ
       メガーヌ

400・・・小型貨物自動車
例:サクシード(バン)
       ハイエース(ナロー)
       エルフ
       キャンター

500・・・小型乗用自動車
例:イグニス
       トゥインゴ
       スマート
       up!

600・・・小型貨物自動車
分類番号が三桁になるまでは三輪貨物。
例:400欄参照。但し、希望番号が枯渇する迄
使用されない。

700・・・小型乗用自動車
分類番号が三桁になるまでは三輪乗用。
例:500欄参照。希望番号で5xxが埋まり
次第移行。

800・・・特殊用途自動車
例:パトカー
       救急車
       消防車
       霊柩車
       教習車

900・・・大型特殊自動車
法令で定められた特殊な構造を持つ自動車で、車体の大きさが全幅1,700 mm以上、全長4,700 mm以上、全高2,800 mm以上のいずれかを満たす場合は大型特殊自動車として分類される。大型特殊自動車は車両重量にかかわらず、大板ではなく中板が適用される。小型特殊自動車に分類番号はない。

000・・・大型特殊自動車のうち、建設機械
に該当するもの。
例:ロードローラー

大分大雑把な説明になりましたが、こんな感じ
になります。
恐らく皆さんが普段乗っている車の殆どが
300や500だと思います!

今だと600はハイエースやサクシードのような車に割り当てられますが、元々特殊な使われ方をする
車種のため、乗用車と比べると登録台数も少なく
なります。そのため、登録台数が日本一の名古屋
ですら存在しません。

一方700ですが、コチラは11-22や
25-25、77-88のような人気番号では、
既に割り当てられている地域があります!
主に名古屋や横浜、神戸、大阪、多摩のような
大都会がメインで目撃されています!

また、最近は分類番号にアルファベットを使用したナンバーが割り当てられるようになりました!
アルファベットが出現した背景には、「1」「8」
「8888」のような人気ナンバーの分類番号が
枯渇してしまったという事情があります。

やはりコチラも、上記の地域みたいな大都市が
メインで目撃されています(^^)

次は管轄について軽く触れていきたいと思います。

管轄というのは自動車の使用の本拠地、言わば
その自動車を管理する陸運局に準じて決まります。
(普通自動車と軽自動車で異なる)

例えば多摩ナンバーの場合、多摩自動車
検査登録事務所が管理しており、発行される
自動車は以下の地域で使用されるものになります。
・立川市
・武蔵野市
・三鷹市
・府中市
・昭島市
・調布市
・町田市
・小金井市
・小平市
・東村山市
・国分寺市
・国立市(陸運局本拠地)
・東大和市
・東久留米市
・狛江市
・清瀬市
・武蔵村山市
・多摩市
・稲城市
・西東京市

東京には他にも品川、世田谷、足立、葛飾、江東、練馬、杉並、板橋、八王子ナンバーが存在します。
計10個と、沢山の地名がありますが、地域に
よっては地名が1つしかない管轄も存在します。




分類番号と管轄の説明が終わった所で、今回の
本題に入っていこうと思います!(やっとかよ笑)

その本題は各地域の分類番号の進み具合について
です! 

分類番号は元々「3」の様な一桁から始まり、
登録台数が増えるに連れて、「33」「57」
の様な二桁になりました。それでも登録台数が
増えた為、1998年には先行地域、1999年
には全国で三桁となりました。(普通自動車のみ、軽自動車は2005年から)
また、希望ナンバーもこの時期に開始されました。

三桁スタート時の番号は、「300」「500」
のように、種別を表す数字の後ろが00と
なります。

2021年3月現在、分類番号は各地域でどのように進んだのでしょうか。今回は進んでる地域を
メインにチェックしていきましょう!
(2006年に導入されたご当地ナンバーは除く)

⚫306
名古屋(もうすぐ307に突入)

⚫305
横浜

⚫304
神戸(2021年3月に突入)

⚫303
多摩
大阪
札幌
福岡(2021年2月に突入)

⚫302
岐阜(もうすぐ303に突入)
品川(もうすぐ303に突入)
大宮
千葉
足立
尾張小牧
三河
京都
群馬
練馬
宮城
三重
湘南(2021年1月に突入)
相模(2021年3月に突入)

⚫もうすぐ302に突入
水戸
所沢
春日部
習志野
浜松
なにわ
広島


3ナンバーではこのような具合になっています。
大都市は進み具合が凄いですね(^^)
特に名古屋❗度々登録台数の多さが話題になり、
今年度中には全国初の307に突入とも
言われています!コレは熱い❗

次は5ナンバーですが、5ナンバーは全国的に
登録台数が多いので、504以降の地域ともうすぐ次に以降する管轄のみ紹介します。

⚫507
名古屋(もうすぐ508に突入)

⚫506
現時点で無し

⚫505
横浜

⚫504
神戸
大阪
札幌
福岡
多摩(2021年2月に突入)

⚫もうすぐ504に突入
岐阜

こちらも名古屋は強いですね❗
また、調べていて面白い事に気付きましたが、
5ナンバーと3ナンバーの進み方を見ると、
上記の地域では3ナンバーの方が進むペースが
早くなっています。

恐らくカローラやMAZDA3、キックスのような
コンパクトカーでも3ナンバーサイズのモデルが
増えた事が関係していると思われます(^^)





皆さんいかがでしたか?
普段当たり前のように目にしてるナンバープレートも、見方を変えるだけでこんなに面白い(コレを
面白いと思ってるのは中の人だけw)背景が見えてきます。(需要あるのかコレ?)
今回はここまでとさせていただきますが、
またいつか、ナンバープレートについてのコラム
をやりたいと思います(^^)

それではまた!

★おまけ★

中の人は昔、分類番号が進んでいる地域は
大都市みたいなイメージを持っていました。
ここでは中の人が分類番号を見た時、その地域を
どんな風にイメージしてるか紹介します。
(ご当地ナンバーは除きます。
あくまでも個人的な意見です。


⚫306
⚫305
⚫304
⚫303
⚫302
⚫301
⚫300

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